婚活サイトも利用してみたかったな~

私は高校卒業後中規模程度の会社に就職、それなりに充実した毎日を送っていました。同僚に5歳程年上の女性の先輩がおり、がわいがってもらっていました。
合コンも一緒に行ったり、食事や先輩の彼氏も一緒によく家飲みもしていました。

その先輩とは男性の好みが似ているところもあり、先輩の彼氏の大学の同級生にいい人がいると紹介されたのです。最初は自分と先輩、先輩の彼氏とその友人(現在の夫)。8才も年上なのですが、それはあまり気になりませんでした。その時で私は21才でした。

食事会ではジャージにぼうず、明らかにやる気のない服装でした。あまりしゃべりもせず、どうしても会社が同じ(先輩の彼氏も同じ会社です)3人でほとんど話していた感じでした。しかも相手の携帯は充電切れ!ただの飲み会気分かと思いました。

しかし、紙に携帯番号を書いて渡したところ、ちゃんとその日のうちにまた会いたいとの連絡。真面目そうなところは好印象たったので、二人で会うことになりました。二人きりでは話しも盛り上がるはではいかなくても、それなりに話が合うことがわかりました。お互い兄弟が4人いること、お互い中間子で価値観が似ているように感じました。幸せな家庭で育っている印象でした。ジャージではありませんでしたが、華美な服装ではなく、自分もそんなにおしゃれな方でもないので、似たようなものかなと思いました。

その日の帰り、別れ際に「付き合ってください」との言葉!驚きましたが、「はい」と答えました。
付き合いが始まってから数か月で相手が片道車で20分のところから、90分位の所に仕事で異動になりました。平日は会えない距離でしたが、自分は彼氏と毎日でもいたいと思うタイプではなかったので、ちょうど良い位でした。またその数ヶ月後、なんと自分が彼氏の住んでいる近所に異動が決まったのです!職場も仕事内容も違うのに、希望を出したわけでもなく本当に驚きました。

そうして付き合って1年半がたったころ、自分が子供のころから持病でもっていた病気の治療のため入院することに。心臓の治療ですが完治可能で、10日程の入院です。 たいしたことはないと伝えるのですが、彼氏はとても心配していました。心臓というのがどうしても気になるのでしょう。入院中は仕事をしながらも、できるだけ会いにきてくれました。

病院のベットの上で、やはり心細いような、このまま起き上がれないのでは…というような気分になった時、自分がいなくなるとしたら誰と一緒にいたいだろうかと思いました。彼氏は結婚願望があったようで、最初からいずれ結婚したいと言っていました。私はまだ若いこともあり、まだいやだと引き延ばしていたのです。入院生活で改めて自分の人生を考えて、この人と一緒がいいかなと思いました。

退院してから、彼氏の結婚したいに「いいよ〜」と答え、これといったプロポーズはありませんでしたが、結婚を決めました。今では小学生2人に年長さんという3人の子供にも恵まれ、幸せに暮らしています。自分が思っていたより結婚が早かったので、35歳で小学生の子供がいるなんて考えてもいませんでした。友達はまだ結婚してない子もたくさんいて、婚活に励んでいる子もいます。<<婚活サイト おすすめ 30代>>
正直、もうちょっと遊びたかったなぁ、婚活サイトってどんなんだろう?使用してみたかったなぁと思わなくもないですが、今が幸せなのでヨシとします!

バーミヤンの前から

ファミレス看護師となり、当時はICUで働き始めました。まだまだ2年目の秋頃の話です。

特に高度な看護アセスメント能力を要求される心臓外科看護、そして脳外科看護。1年目から大好きな心臓外科のop直後を担当することが多く、慣れてきた頃から、脳外科患者さんも担当することが多くなってきました。

そんなある日の準夜勤で、初のリーダーをすることになった日のことです。出勤して、まずはそれぞれのスタッフがライン、ベッド周りのチェックに回り、それを全てリーダーが更にチェックして回ります。次の日、クモ膜下出血によるop予定だった40代の男性患者さんがいました。声掛けしながら状態を観察しつつ、何よりも血圧コントロールを図り、何事もなく明日のopに繋げることが最重要であることを頭に描きながら過ごしていました。

そうこうしていると、この患者様からの訴えが少しずつ増えてきました。暑い。少し外に出たい。ちょっとでいいから外の風を吸いに行きたい・・・などと。訴えに傾聴しながら、なんとか安静が保てるようにコミュニケーションを取りました。しかし、思いとは裏腹にどんどん訴えが多くなり、患者様の口調が荒く変化してくるのが分かります。これ以上いくと暴れ始めるかもしれない、と脳裏によぎりました。スタッフ3名が取り囲み様子を見つつ、1人が当直医に相談する対応をしました。

すぐに当直医が来てくれ話をしますが、更に興奮状態となります。当直医の指示で精神安定剤を何とか筋注しようと試みるがすぐに気付かれてしまい『そんなことして俺をどうしようっていうんだ!』と更なる興奮状態へ。『お願いだから、外に行かなくていいから、そこの窓を数センチでいいから開けて少し外の空気を吸わせてくれ。そしたらもう諦めるから。』と。

その言葉にスタッフ一同顔を見合わせた。1cm位開けて吸わせてその間4人がかりで寝衣を掴んで逃げない様にしようと話し合いそうする事に。それで落ち着けば問題ないだろうと。ゆっくり5人で窓辺へと。1cm程の隙間へ顔を押し付けて外の空気を吸っている。スタッフ4人は手と足と寝衣を掴みこれで落ち着くだろうと皆が思った瞬間。窓をガッと開けたかと思ったら浴衣からスルリと手を抜き2階のこのICUの窓から飛び降りた。ジャリっと大きな音がした。急いで窓から見下ろすとT字帯1枚の裸の患者様が砂利の上をシャリシャリ音を立てながら走って行った。

咄嗟に連れ戻さなければ!とスタッフに追いかけて連れ戻してくるから当直医、主治医へ連絡してほしい、後はここをよろしくとすぐ外へ飛び出した。外へ行くとコンビニに入るT字帯一丁の男性の姿が。コンビニに入るともういない。店員さんに尋ねるとパンツが欲しいと言われた、でもお金がないとも。『売れません』と答えるとすぐに出て行ったと。

すぐに外に出ると今度はタクシーに乗り込む姿発見。すぐに別のタクシーを捕まえて前のタクシーを追って欲しいと頼んだ。タクシーに追いつき追い越しタクシーを止めさせる。それが丁度バーミヤンの前だった。雨が降り始めビジョビショになりながらT字帯一丁の男性とナース姿の私との交渉が始まった。

『いいから帰れよ』と言われ、このままでは・・・と、フっと浮かぶアイディア。
突然泣き真似をして病院に帰れないと嘘泣きを始めてみた。そしてフっと見るとバーミヤンの中からお客さんがみんな見ている。

『分かったよ。病院まで送ってくから。』と病院まで一緒にタクシーに乗った。病院にタクシーが止まると丁度主治医が病院の前で待っていた。opしなくて帰ってもいいよ。でも命の保証はないからね。数秒後患者様の口からは『分かりました。op受けます。』と、元通りさっきまでいたベッドに横になったのでした。

主治医からは手を握られ本当にありがとうと言われた。翌日opを受け無事完治して退院された。退院する時このお話をしてみたら全く覚えていなかった。とにもかくにも無事に退院されてたのが何よりでした。